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コンピューターの利用がこんなところまで、節水便器の設計でも

2013/05/09の朝日新聞の記事です。

車の設計や、薬品のテストにスーパーコンピューターが使われているのは知っていましたが、

まさか、こんなところにまで使われているとは知りませんでした。

基礎研究も含め、地道な努力が必要だという事を実感します。

──────────元記事

新聞をスキャニングして、Acrobat 9.5.2のOCR機能で読みとって、誤変換を手作業で修正したものです。

Webの記事をコピペしたものではありません。

スーパーコンピューターを大便器の設計に使う研究に、国内最大手のTOTO(北九州市)が取り組んでいる。

水の流れをシミュレーションで精度よく再現し、より少ない水で、

汚れを残しにくい便器のかたちを追い求めるためだ。

大便を流すのに必要な水量は2012 年の製品で3 .8L。

02年の8リットルから半減した。急速な進歩を支えたのが、

独自のソフトで水の流れを再現するシミュレーション技術。

勘と経験に頼ってきた実験や試作の回数を減らし、

便器内側のカー ブの形や水の渦巻き具合などを改良ししてきた。

ただ、汚れが残って2 回流すことになっては節水の意味が薄れる。

より高精度に再現するため、産学連携に取り組む東京工業大のスパコン「ツパメ2 ・0 」を

11年10月から使い始めた。

計算速度は毎秒1192 兆因。国内では理化学研究所の「京」などに続く3位の能力を誇る。

「便器表面の薄い膜のような水流や、人間の目では追えないような水中の小さな泡まで

再現できるようになった」とTOTO生産技術本部主席研究員の池端昭夫さん。

東工大の松岡聡教授は「ほかにも多くの企業がこのスパコンを使っているが、

節水便器の研究はかなり大規模な計算で実用に近いところまで来ている」と話す。

(小宮山亮磨)

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