セル内の任意の文字列を抜き出す時はどうするか?というのが疑問でした。
LEFT関数、RIGHT関数があることは知っていますが、右端、左端からの指定した文字数を
拾い出すことはできますが、任意の位置から任意の位置までは指定出来ません。
「OpenOffice right関数」で検索した、ここを見ると、MID関数で
セルに入力されたテキストの左から何文字目まで取得するかを関数で指定するというものが
ありました。=MID(A2;C2;D2) と入力するわけです。
- A2が参照もとのセル
- C2が取得する文字列、テキストの左から数えての数字
- D2が必要な文字数
ということになります。
なぜ、この関数が必要になったかというと、経理の計算をするのに、セルに○○円と入力され、
計算するのには、この円というテキストが邪魔でSUM関数が使えません。
そこで、レフト関数かライト関数を使えば数字のみ抜きだせるのではないかと考えたわけです。
しかし、この上記二つの関数は、スタート位置が固定されていますから、変則的な
テキスト表示には使うことができません。それでその関連であるMID関数を見てみたわけです。
MID関数はカウント開始と終了位置を任意で指定することができます。
ところが次の問題があります。目的の数字は○○_円と×××_円で二桁と三桁があります。
でも、数字と「円」の間にスペースがありますから、先頭から三個の文字を取り出せば
とりあえず数字のみになります。それから、数字にスペースが含まれていれば
SUM関数で計算が効きませんから、計算結果のセル F2 = E2 × 「1」とすれば、
F2が数字のセルとなり、SUM関数が使えるようになりました。
今回はたまたま、二桁と三桁の場合でしたが、それ以上に文字数の違いが出る時には、
AppleScriptを使う必要が出て来るかもしれません。
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