MacOS 10.6.8の時にAppleScriptの構文を作ったものを10.8.xでも流用していました。
普段から定型の事務作業で自動化出来るものはなるべく自動化しています。
表計算ソフトやFileMaker書類をPDF書類にし、用紙設定をしてスタンプを押したり、
印刷する作業です。
いちいちあっちのウインドウ、こっちのウインドウを指定してスタンプを押す位置指定を
都度していたのでは面倒でしょうがありませんので。
ほとんどはそのまま動きますが、一部動かないのが出て来ました。
AppleScriptと言っても、多くはGUIScriptingですから自分が書いた構文を見ても、
実行している現在地がどの辺りだがかがわからない事が多々あります。
ステップ式に処理出来るScript Debuggerが欲しくなる時です。
その動かないAppleScript構文では、GUIでkeycodeに反応しない部分があったのが
動作不良の原因でした。
そのために何度も実行させて原因を確かめて行く作業をしなければなりませんでした。
Script Debuggerがあれば一回で原因が分かるはずです。
時間の浪費が伴う、実に無駄な作業をしなければなりません。
結局はkey codeの代わりにcliclickで代用しましたが、座標を求める時に、
スクリプトが絶対座標で動くのか相対座標で動くのかがわからない時があります。
モニターの座標を求めるとき、自分はPixelPerfect.appを使いますがこれは絶対座標表示ですので
相対座標がわからず困っていたところ、新人君が「command shift+4の時に座標が出ます。」と
言っていたのを思い出しました。
それを使って相対座標を求め、cliclickを使ってAppleScriptを動作させる事ができました。
良い工夫です。良い知恵は利用しなければなりません。
エラーの原因を素早く探し出すためにScript Debuggerが欲しいものです。