──────────FTP送信が失敗する
以前、MacOS 10.6.8でつかえていたFTPが10.8.2になってからは使えなくなりました。
それは、ハードディスクにパーティションを切ってしまったせいも有ります。
それで階層が不明確になった。という事も考えられます。
──────────エラーの原因を考える。
① 送信元のスキャナーに送信エラーが有る。
② 送信元で送信先階層の指示が間違っている
③ iMacのアクセス権にエラーが有る。
④ FTPが起動していない。
送信先のスキャナーは以前送信した時には「正常終了」と操作パネルに表示されました。
今回失敗した時には「異常終了」と表示されていますので、
データのやり取りの判定自体は正しくされていると判断します。
iMacのアクセス権では、OnyXで解消したと思います。
次に階層の指示では送信元スキャナーでIPアドレスと保存先の指示があって
それぞれ指定する時に「/」でつなぐ ftp://×××.×××.×××.×××/指定フォルダ/という
URLで指示したつもりでしたが、
このスキャナーにはIPアドレスの指定ボックスへIPアドレスを打ち込むと
自動的に「/」が付加される機能が有ることがわかりました。
いままでは、ftp://×××.×××.×××.×××//指定フォルダ/ と
「/」スラッシュが一個余分にあったのに正しくデータが送信されていたので
あまり深く考えもせず、そのままにしていたのを忘れていました。
また、このスキャナーの機能であると勘違いしていたせいも有ります。
──────────エラーを確かめる
スキャナーの上記の設定を直して、FTPで送信して 動作を確認したところ、
スキャナー側では、「正常終了」と表示されました。
ところが、送信先のiMacには該当のファイルが見当たりません。
FTP送信の時にはファイル名が自動的に「img-Y」から始まりますので 検索すると、
ハードディスク直下でなく、/Users/home/にありました。
以前より一階層下に保存されるようになった訳です。
この原因はわかりませんが、スキャナーからのデータが 簡単に送信されたので
エラーの原因は探す事無く、よしとしました。
目的のフォルダを開くのにはAppleScript Finderのopen命令で
メニューバーから指示をしますので都度フォルダを開くのにはさほど手間がかかりません。
──────────なぜFTPを必要とするか
自分のところには商売柄、有象無象のダイレクトメールや カタログが玉石混淆で届きます。
不要なものは煩わしいのですぐに捨ててしまいますが、
中には有用なものがあり後で必要になって探すのに手間取りますから、
すべてを自炊して探し出すという作業を都度する必要があり、
そのためにFTPが必要という訳です。
スキャナー自体にハードディスクが入っていますから、 それに記憶させても使えますが、
それを個々のパソコンから見に行くのにブラウザ越しになりますから、
認証と手順で工数がかかり、実用的でありませんので、
スキャナー(ASF) → FTP送信 → 個々のiMacにした訳です。
──────────FTPの起動
MacOS 10.7から、システム環境設定/共有のオプションで
FTPが チェックボックスで選択できなくなりましたので、
手動でFTPを起動させる必要があります。
しかもiMacを終了するとFTPも終了してしまいますので
iMacを起動するたびにFTPを手動で起動する必要があります。
そのためには、私が知っている方法では
① ターミナルからコマンドを打ち込む
② ターミナルからアプリケーションを作って、OSと一緒に起動する。
③ AppleScriptで起動する。(簡単だが長手順のボタン選択)
という3つの方法があります。
そのうち、都度起動の操作がもっとも簡単な、②の方法を選択しました。
しまゆぐメンバーの方に教えてもらい助かりました。
ターミナルからの手打ち
アプリとして作成
ログイン時の起動項目とする
AppleScriptで起動する
FTP稼働の手順動画
電子書籍に関する自炊(じすい)とは自ら所有する書籍や雑誌を イメージスキャナ等を使ってデジタルデータに変換する行為(デジタイズ)を指す俗語[1]。デジタル化(スキャン)の効率化のために書籍や雑電子書籍に関する自炊(じすい)とは自ら所有する書籍や雑誌を イメージスキャナ等を使ってデジタルデータに変換する行為(デジタイズ)を指す俗語[1]。デジタル化(スキャン)の効率化のために書籍や雑誌を裁断機やホットプレートアイロン等で分解する行為までを含む。誌を裁断機やホットプレートアイロン等で分解する行為までを含む。
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